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Monday, November 28, 2011

Social Security Number (SSN) 社会保障番号

■SSNとは
さて、アメリカで身分証明書となるものは、運転免許証とこのSocial Security Number(SSN)です。
運転免許証については、国際免許証でしばらく運転できるため、さほど緊急性がありません。
もっとも、州により国際免許証の期限が決められているので、遵守する必要はありますが。
一方、SSNは、元来社会保障を受けるための9桁の番号ですが、アメリカには戸籍がなく、その代わりにこのSSNで個人を特定しているのです。

SSNは色々な場面で要求されます。
・運転免許証取得時
・銀行口座開設時*
・自動車購入時*
・クレジットカード申込時**
・スーパーでクレジット機能付カードを申し込む時
・携帯電話(iPhone)申込時
などなど。
*銀行口座開設時、自動車購入時
私の場合、提示を求められましたが、「まだ取得していない」というと、「取得し次第知らせてほしい」とのことでした。
** クレジットカード申込時
クレジットヒストリーのないアメリカでクレジットカードを作成できるのか、という疑問があります。
別項で詳述しますが、Bank of Americaでは、給与所得を証明できれば問題なく作成できるようです。
なお、私はANA USA cardというクレジットカードを日本で申し込みしましたが、やはり、「SSNを取得し次第連絡してほしい」とのことで、実際SSNがないからといって作成できないわけではないようです。

■SSN申し込み方法
さて、SSNを申請するには以下が必要です。
ちなみに全てコピーではなく、オリジナルの文書が必要です。
・Application Form
Social Security Administration(SSA)のホームページから入力して印刷します。
・Work-authorized Immigration Documents
J-1 visaの方は
-パスポート
-DS-2019(J-1 visaとI-94の裏付けとなる書類)
-J-1 visa(パスポートに貼付されています)
-I-94(パスポートにホチキスで止められています)
に加えて、
-勤務先からのレター
・Evidence of age and identity
パスポート

■SSNの申し込み時期
では一体いつ申し込みをすればよいのでしょうか。
渡米直後に申し込んだ、という人も散見しますが、実はこれはあまりお勧めできません。
SSAのホームページでは、「渡米日から10 business day後に申し込むように」、とあります。
これは、移民局のデータベースに登録されるまで10日程度要するため、とされています。
中東から来た同僚曰く、「10日前に申し込むと取得までに数ヶ月かかるよ」とのこと。
真偽のほどはさておき、やはり10 business day(土曜日はカウント、日曜祝日を抜かす)後に申し込むのが良いようです。

■実際の申し込み
ヒューストンには何カ所かSSA officeがありますが、SSAのホームページから自宅のZip codeを入力して、自宅から近いSouthwest SSA officeを訪れました。

9時からオープンなので、8時半に到着するとすでに30人以上の列をなしています。
この日は折しもヒューストンに寒波が流れ込んだ日で、外気はなんと35F(1.7℃)という寒さ。
ブルブル震えながら待つこと30分。
ようやく9時にサングラス姿のOfficerが現れ、
「Ladies and Gentlemen。ここはFederal Facility(連邦政府の施設)だ。Federal Law(連邦法)を遵守するように。携帯電話の電源はオフかバイブモードに切り替えて、静粛に迅速に行動するように。」
と睨みを利かせます。
ただ、入館後は、10分ほどで窓口に呼ばれ、必要書類を提出すると5分ほどで手続き終了。
あとはSSAからReceiptを受け取り、5-10日後に自宅に郵送されてくるのを待つのみです。

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