Whistle

Monday, March 26, 2012

Kumon 子供の教育

アメリカでの子供の教育には誰しもが頭を悩ませるのではないでしょうか。
そもそもゴール設定は、今後日本に帰国するかアメリカに残るか、によって全く異なります。
我が家は3年間の滞在後には帰国予定なので、日本語教育は言うまでもなく非常に重要です。
一方で、せっかくアメリカにいるからには、しっかりと英語教育も施したい。
ということで、自宅近くにあるKumonへ行ってみることにしました。
Address: 4009 Bellaire Blvd., Suites E & J, Houston, TX 77025
Tel: (713) 662-2115

授業:月曜日と木曜日、各30分(2科目だと各1時間)
金額:1教科$120/月



実は私自身、小学校低学年から公文へ通っており、非常に計算力が身についたことを覚えています。
「同じ問題を繰り返し行う」というスタイルが良かったのでしょう。

さて、アメリカのKumonはReadingとMathに分かれています。
それぞれ初めに実力テストがあり、それに応じて開始するレベルが決まります。
Mathは学年以上の好成績だったものの、ReadingはやはりBeginnerレベル。
まず慣れるまではReadingから始め、慣れたころにMathも履修することにしました。

小学校のクラスメートも多く通っており、和やかな雰囲気で授業を受けられるようです。
楽しみながら英語を覚えられれば彼らにとっても良いことです。



Letter of Offer 契約書

現在はMDAでPostdoctoral Research Fellowとして勤務していますが、7月からはいよいよUniversity of Texas Health Science Center at HoustonでのClinical Fellowが開始となります。
本日そのLetter of Offer(契約書)が送られてきました。
それとともに、大量の書類が同封されています。
またOnlineでさらに40枚に及ぶ書類を完成させ2週間以内に提出しなければなりません。
アメリカは本当にPaper workが大変です。。。

さて、一通りの書類は一気に終わらせることが可能ですが、以下のものなどはやや時間が必要です。
・Immunization History Form
予防接種の記録です。
具体的には、
①Measles(麻疹), Mumps(ムンプス), Rubella(風疹), Varicella(水痘), HBV(B型肝炎)
②Tdap (Tetanus, Diphtheria, Pertussis)
③Tuberculosis screening
です。
①については、抗体価の証明でよいので、MDA入職時の書類を提出
②はAdacelかBoostrixという商品名のもの以外は認められないので、再接種が必要でした。
UT-Health Medical School Health Serviceというところで再接種してもらえました。
③はBCG接種歴があれば、Quantiferonを行い陰性を証明する必要があります。
6ヶ月以内の記録が必要なので、再度採血してもらいました。
採血や採用は専門のLabCorpという機関があり一括して請け負っています。
自宅近くの LabCorp を予約すればすぐに検査してもらえます。

・Receipt "Donor Copy" from Pre-Employment Drug Screen
アメリカならではですよね。ドラッグのスクリーニング。
これもやはりLabCorpで行いました。

・ACLS (Advanced Cardiac Life Support Provider Certification)
日本でも内科認定医試験を受験した際に必要だったので、2008年に取得していましたが、その後更新していなかったため、再度取得が求められました。
日本では二日間にわたりレクチャーと試験がありましたが、アメリカでの取得は実に簡単です。
UTでもACLS courseを提供しているので、そこで申し込みを行います。
費用は$150。
CourseはPart 1と2に分かれており、Part 1はonline上のレクチャーとケースアセスメント、Part 2はClinical SkillsとTestingです。

確かにPaper workは大変ですが、いよいよアメリカでの臨床を始めるにあたり、まるで医学部を卒業して初めて研修医になるときのようなドキドキ感があります。

Sunday, March 25, 2012

Pool 庭にプールが

3月も下旬になるとヒューストンは暑さを増します。
「こんな日はプール!」、ということで、Back yardにプールを設置することにしました。
行きつけのLowe'sでプールセットを購入。
なんと直径15ft(約4.6メートル)、深さ48inch(約1,2メートル)の大きさです。
しかも、はしごや浄水器までセットになっています。
大人も子供も楽しめます。
早速セットアップしましたが、水を満たすのになんと6時間もかかりました。
でも、子供たちは大喜び。
ヒューストンの暑い夏も少しは楽しめそうかな。

Sunday, March 11, 2012

Sea World 春のシーワールド

前回のシーワールドはクリスマスシーズン。
素晴らしいIlluminationを満喫できましたが、寒さもあり、シーワールドのテーマである「水」を満喫することはできませんでした。
そこで、今回は2泊3日でシーワールドを満喫するためサンアントニオへやってきました。
今日の最高気温は79F(26℃)。
3月上旬とは思えない暖かさです。

さて、実は個人的なことですが、ちょうど1週間前に右足を捻挫してしまい、歩くのもやっとの状態。
1日痛みをこらえて歩き回ろうと決心していると、入口を入ったところに「Mobility Cart」が置いてあります。
聞くと、1日で45ドルとのこと。
やや高いかもしれませんが、1日激痛の中歩き回ることを考えると、安いのかもしれません。
カゴにみんなの荷物も乗せられますしね。
Annual Passがあるので、20%割引きの36ドルで借りられました。
Photo ID(運転免許証)を提示して書類にサインすればOKです。
運転は非常に簡単。
右のレバーを押せば前進、左のレバーを押せばバック、という具合です。
かなり快適な乗り心地です。

さて、子供たちが真っ先に向かったのは、水広場。
水着に着替えて、歓声を上げながら遊びます。


ひとしきり遊んだ後は、「Azul」へ。
「Azul」は人と様々な動物とのコラボレーションがテーマです。
特にイルカ、ベルーガ、色とりどりの鳥などが見事なハーモニーを奏でます。
また、非常にアクロバティックな要素を取り入れており、非常に刺激的なショーでした。


次は定番の「Shamu show」です。
「Azul」のすぐ後に見たせいか、その大きさやダイナミックさには改めて感動です。
やっぱり「Shamu show」はいつ見てもいいですね。


シーワールド1日目の〆は「Shamu Rock」です。
開演前から、楽しいイベントがあります。
その名も、「エアギターコンテスト」!
カメラが会場内を写し出し、音楽に合わせて一番上手にエアギターを弾いている人がチャンピョンになるのです。

優勝者にはシャチのぬいぐるみが賞品として与えられます。
結果は、小学校高学年の男の子。
ギターをぶるんぶるんと回し、さながらロックスターのよう。

すでに会場はノリノリです。
ロックミュージックとともについに開演。
ダイナミックなジャンプ!
近くで見るとでかい!
シャチがジャンプするとともに観客も立ち上がって大歓声!

終始ロックの乗りでダイナミックな演技を披露してくれる「Shamu Rock」。
春のシーワールドの初日を最高の形で終えることができました。

Saturday, March 10, 2012

Daylight Saving Time サマータイム

「明日から全部の時計の針を1時間進めるんだよ!」
日本語補習校から帰ってきた息子が興奮気味に話しています。

そう、アリゾナ州とハワイ州を除くアメリカでは、3月第2日曜日午前2時から11月第1日曜日午前2時までサマータイムが始まるのです。
ややこしいようですが、つまりは3月11日になれば時計の針を1時間進めるだけ。

ちなみにアメリカではSummer Timeとは言わず、Daylight Saving Time (DST)と呼ばれます。
確かに1時間早起きして、さらに日没も遅くなるので、日中の時間をより有効に利用できそうです。

腕時計や壁時計などは調整が必要ですが、PC、iPhoneなどは自動調整です。
皆さんもお忘れなく。

San Antonio 春のサンアントニオ

今日は日本語補習校終了後、そのままSan Antonioまで約3時間のドライブです。
ヒューストンは残念ながら雨模様でしたが、100マイルほど走ると徐々に晴れ間が広がり、綺麗な雲や雄大な地平線が。
子供たちが歓声を上げて撮影。
あまり長距離でも疲れますが、アメリカでの200マイルほどの中距離のドライブは本当に気持ちがいいものです。

今回はSea Worldでどっぷり遊ぶ予定なので、すぐ近くのBest Western Ingram Park Innを予約。
6855 NW Loop 410, San Antonio, TX78238
Tel: (888)247-7476
ちょっとしたアパートのような造りですが、部屋はなかなか広くて子供たちにはいい感じです。

明日からのSan Antonioは80F(約26.7℃)を超す暖かさ。
Sea Worldを満喫できそうです。

Friday, March 9, 2012

Spring Break 春休み

アメリカの小学校では3月中旬に一週間春休みがあります。
今年2012年は3月12日から16日までが春休み。
前後の週末を入れると合計で9日間の休みです。
日本ではようやく寒さも和らぎ春の息吹が感じられる季節ですが、ここヒューストンは連日75F(約24℃)を超えようという陽気です。
San AntonioのSea WorldやHoustonでの一大イベントであるRodeoなど子供たちにとっては楽しい休みになりそうです。

Tuesday, March 6, 2012

Flat Tire of My Bike 自転車のパンク

いつものようにBrays Bayou Bike Trailを走っていると病院の手前で後輪のタイヤがみるみるしぼんでいきます。
あと少し、と漕ぎ続けると完全にペチャンコになり、中のチューブがタイヤから飛び出してしまいました。
完全なFlat Tire、パンクです。
最近車のトラブル続きだったところに、今度は自転車まで。
まぁ仕方ありません。

さて、アメリカでは自転車のパンクはどのように修理するのでしょうか。
DIY (Do It Yourself)の国、アメリカではBike Riderたちの多くは小型のパンク修理キットと新品チューブをバックパックに携帯して万が一に備えているようです。
それでなくてもほとんどの人は自分で修理をするとのこと。

さて、私も自分で修理しようと思い、キットを購入すべく自転車専門店のBike Barnへやってきました。

Bike Barn
5339 Weslayan, Houston, TX77019
Tel: (713)522-8911

店員さんに尋ねると、
・修理キットは$30ほど
・毎週水曜日の夕方に修理方法の無料レクチャーを行なっている
・店でも修理を請け負っており、手数料$6.99
とのこと。
自分で修理するのもアリですが、ごく安価に修理をしてくれるということでお任せすることにしました。

所要時間は5分。
チューブの穴がやや大きかったため、パッチではなくチューブを新品に交換。
ブレーキやスタンドなども調整していただきました。

代金は
・手数料$6.99
・チューブ代$5.99
で合計$13。

手間を考えるとお得ではないでしょうか。
まぁ自動車のパンクは無料で修理してもらえる(「Flat Tire タイヤがパンクした」参照)ことを考えると、高いのかもしれませんが。
何はともあれ今後もBike Barnにお願いしようと思います。

Saturday, March 3, 2012

Oh, My PT Cruiser... いきなりの故障

「購入資金があるなら新車を購入したほうがいい。中古車は故障するからね。」
「でも、もし中古車を買うとしても日本車がいいよ。アメ車は故障しやすいからね。」

昨年末に個人売買で購入したPT Cruiser。
順調に2nd carとして活躍していましたが、今日買い物に出かけようとエンジンをかけて車庫から出すと、ハンドルが死ぬほど重いのです。
もちろん、新車で購入したSiennaと比較すると、元々ハンドルはかなり重かったのですが、今回はほぼ「正中固定」の勢い。
エンジンを付け直しても変化なし。。。
どうやらPower Steering(パワステ)の故障のようです。

「アメ車は故障しやすい」
とは聞いていましたが、前の所有者が購入直前の10月にState Inspection(車検)を済ませたばかり。
いきなり感があります。

ただ、幸いにも駐車中に起きたトラブル。
もしハイウェイ運転中に発生したらと思うと背筋が寒くなります。

さて、DealerのM氏に聞いたところ、Power Steeringの故障は極めて珍しいとのこと。
通常原因は、
・Power Steering Fluid Leak(パワステの液漏れ)
・Power Steering Pump Malfunction(パワステポンプの不具合)
のどちらかとのこと。

Fluid Leakが原因のほとんどらしく、Chrysler Dealer shopに持ち込んだところ、Power Steering Hoseの破損に伴うFluid Leakが見られました。
さすがにいきつけのToyota Dealerでは修理できないらしく、
近くのChrysler Dealerへ。
1時間ほどでQuote(見積もり)が完成。
それによると、
・Power Steering Hoseの交換:$298.00
・Power Steering Motor Mountの交換:$172.20
合計$500.00程度。
安くはないですが、重要箇所の故障なので致し方ないというのが本音です。

ちなみに、部品は中古だろうが新品だろうが、ほとんど値段に差はないとのこと。
つまり、人件費がほとんどを占めるとのことでした。

さらに喫緊の問題ではないものの、Lower Control Arm Bushingが疲弊しており、交換した方が良いとのこと。
Control Arm BushingはFrameとControl Armを連結しており、路面からの衝撃を吸収・緩和させる役割とサスペンションの役割をしているそうです。

ですので、このControl Arm Bushingが疲弊すると、タイヤの着地面が歪み、タイヤが不均一に摩耗するだけでなく、Steeringにも影響するとのこと。
How Do Control Arm Bushings Affect Ride参照。
ちなみに、車検でもUpper Control Arm Bushingの問題は容易に見つかるのですが、Lower Control Arm Bushingは見逃されやすいようです。

今回、間接的にPower Steeringの故障につながったようなので、思い切って取り替えることにしました。
前述のとおり、人件費が多くを占めるため、
「一緒に修理する代わりにDiscountはないのか?」
と聞いたところ、
「10% offにする」
とのこと。
交渉してみるものです。

ということで、稀なトラブルであるPower Steeringの故障に見舞われましたが、無事修理も終わり、今までよりもはるかにSteeringが軽くなりました。
振り返れば、徐々にFluidが漏れていたのでしょう。

故障がないに越したことはありませんが、これはこれで色々と経験でき良い勉強になりました。