前回、ちょうど1ヶ月前の12月5日に筆記試験を合格しました。
・運転免許証申請手続き
・筆記試験
・路上試験の予約
今回はRoad Test、そう路上試験です。
前回、筆記試験に合格した後、窓口で1ヶ月後の路上試験を予約していました。
時間は午前9時20分から。
■必要書類
試験会場に行く前に以下を準備します。
・Valid Insurance Card(有効な自動車保険証)
・Receipt(運転免許証申請時のレシート)
・Appointment sheet(運転免許証申請時に受け取った予約票)
・Photo ID(パスポート)
予約票に、
「これらを用意して、開始時間の10分前に試験会場の裏に駐車して車内で待つように」
という指示があります。
また、予約票には、
「試験中の車の後をつけてこないように。
もしつけてきた場合には、試験をキャンセルする。」
とあります。
「誰がそんなことすんねん」
と思いますが。
■車のチェック
試験に使用する車は自分で用意し、以下をあらかじめチェックしておきましょう。
-車両登録済みか
-車検済みか(窓ガラスのステッカーの期限をチェック)
-ブレーキライト
-ハンドルとシートベルト
-シグナルライト
-クラクション
-ヘッドライト
-ワイパー
-バンパーの上のライセンスプレート(前と後)
■試験当日
さて、試験会場には午前9時に到着。
会場は前回の筆記試験と同じ建物です。
・Houston Gessner
Address: 12220 South Gessner, houston, TX 77071-2831
Tel: 713-219-4100
予約票に、
「遅刻した場合、キャンセルになることもある。
なお、道路の混雑は遅刻の理由にならない。」
とあったので、念のため早めに到着したのです。
建物の裏に回ると、
「Stop Here for Driving Test」
の看板があり、二車線用意されています。
すでに数台の車が停まっています。
車内で待つこと20分。
ようやく私の順番が来ます。
上記の書類を用意していましたが、結局提示を求められたのは、
・Valid Insurance Card(有効な自動車保険証)
・Appointment sheet(運転免許証申請時に受け取った予約票)
のみ。
そして、簡単な車のチェックです。
まず試験官が前に回り、
・「Left Signal(ウィンカーを左に)」
・「Right Signal(ウィンカーを右に)」
・「Horn(クラクション)」
と指示を出すのでそれに従います。
次に後ろへ回り、
・「Left Signal(ウィンカーを左に)」
・「Right Signal(ウィンカーを右に)」
・「Step on the Brake(ブレーキを踏んで)」
それで終了。
実に簡単ですね。
書類に何やら書き込んだ後、試験官が車に乗り込んできます。
「これから運転試験をします。
車の運転そのもの、交通ルールの遵守、適切なシグナルの出し方などをチェックします。」
と言ってスタート。
■試験内容
路上試験予約時に、路上試験のチェック項目が書かれた用紙をもらうのでそれに目を通しておくとよいでしょう。
大枠は
①縦列駐車
②公道試験
です。
①縦列駐車
まず初めは縦列駐車です。
敷地内に黄色いポールを立てて設けた駐車スペースが3ヶ所。
試験官「一番向こうのスペースに停めてみて」
ちなみに私の車はTOYOTA Siennaというかなり大きなミニバン。
ですが、バックモニターが付いているのでそれを見ながら問題なく縦列駐車します。
駐車が終わると、試験官は助手席のドアを開けて縁石との距離を確認。
試験官「では道路に出ましょう」
縦列駐車の際に気を付ける点は、
・駐車を開始する際に、右のウィンカーを点滅させる
・駐車が終わって発進する際に、左のウィンカーを点滅させる
こと。
私は全く忘れていましたが。。。
②公道試験
色々な経験談では、
「高速道路を走行した」
「かなり難しかった」
など耳にしますが、私の試験会場での試験は実に簡単。
10分ほどかけて会場の周りを走るだけ。
右回りなので当然右折(青い矢印)が多くなります |
・走行速度(一般道、スクールゾーン、住宅街)
・右折や左折のシグナル
・右折や左折時の目視
・信号の停止線
などでしょうか。
ある程度運転経験のある人であれば、決して難しい試験とは感じないと思いますよ。
■無事合格
会場に戻り駐車場に車を停めると、
試験官「You passed(合格!)」
と告げられ、付いてくるように来るように言われます。
建物の裏手(試験開始前に車内で待つように言われていた場所)で待つよう指示されます。
この待ち時間に他の受験者の縦列駐車を見ていましたが、みんなきちっとウィンカーをつけていました。
皆さんもご注意くださいね。
待つこと10分。
試験官がTemporary Driver's License(仮の運転免許証)を手渡してくれ、すべて終了。
白黒のプリントアウトで、免許証番号を含む様々な情報や顔写真も載っています。
30-45日以内に本物の免許証が自宅に郵送されてくるまでは、これがれっきとした身分証明書になるわけです。
■結論
アメリカ(テキサス州)での運転免許証発行は、日本に比べてはるかに簡単かつ安価です。
車がないと行動範囲が極端に制限されることが要因のひとつでしょう。
・筆記試験
必要書類に不備がないよう、準備しましょう。
書類に不備がなくても、かなり待たされます。
筆記試験の準備として、一応DPSのホームページで公開しているハンドブックと最後の模擬試験には目を通しておきましょう。
・路上試験
必要書類、車のコンディションに不備がないよう、準備しましょう。
縦列駐車は自信がなければ練習しておきましょう。
公道試験は難しいとは感じないでしょう。
・運転免許証
合格すると仮の免許証をもらえます。
合格日から30-45日以内に本物の免許証が郵送されてきます。
皆さんも準備などぬかりなく試験に臨んでくださいね。
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