Whistle

Saturday, March 3, 2012

Oh, My PT Cruiser... いきなりの故障

「購入資金があるなら新車を購入したほうがいい。中古車は故障するからね。」
「でも、もし中古車を買うとしても日本車がいいよ。アメ車は故障しやすいからね。」

昨年末に個人売買で購入したPT Cruiser。
順調に2nd carとして活躍していましたが、今日買い物に出かけようとエンジンをかけて車庫から出すと、ハンドルが死ぬほど重いのです。
もちろん、新車で購入したSiennaと比較すると、元々ハンドルはかなり重かったのですが、今回はほぼ「正中固定」の勢い。
エンジンを付け直しても変化なし。。。
どうやらPower Steering(パワステ)の故障のようです。

「アメ車は故障しやすい」
とは聞いていましたが、前の所有者が購入直前の10月にState Inspection(車検)を済ませたばかり。
いきなり感があります。

ただ、幸いにも駐車中に起きたトラブル。
もしハイウェイ運転中に発生したらと思うと背筋が寒くなります。

さて、DealerのM氏に聞いたところ、Power Steeringの故障は極めて珍しいとのこと。
通常原因は、
・Power Steering Fluid Leak(パワステの液漏れ)
・Power Steering Pump Malfunction(パワステポンプの不具合)
のどちらかとのこと。

Fluid Leakが原因のほとんどらしく、Chrysler Dealer shopに持ち込んだところ、Power Steering Hoseの破損に伴うFluid Leakが見られました。
さすがにいきつけのToyota Dealerでは修理できないらしく、
近くのChrysler Dealerへ。
1時間ほどでQuote(見積もり)が完成。
それによると、
・Power Steering Hoseの交換:$298.00
・Power Steering Motor Mountの交換:$172.20
合計$500.00程度。
安くはないですが、重要箇所の故障なので致し方ないというのが本音です。

ちなみに、部品は中古だろうが新品だろうが、ほとんど値段に差はないとのこと。
つまり、人件費がほとんどを占めるとのことでした。

さらに喫緊の問題ではないものの、Lower Control Arm Bushingが疲弊しており、交換した方が良いとのこと。
Control Arm BushingはFrameとControl Armを連結しており、路面からの衝撃を吸収・緩和させる役割とサスペンションの役割をしているそうです。

ですので、このControl Arm Bushingが疲弊すると、タイヤの着地面が歪み、タイヤが不均一に摩耗するだけでなく、Steeringにも影響するとのこと。
How Do Control Arm Bushings Affect Ride参照。
ちなみに、車検でもUpper Control Arm Bushingの問題は容易に見つかるのですが、Lower Control Arm Bushingは見逃されやすいようです。

今回、間接的にPower Steeringの故障につながったようなので、思い切って取り替えることにしました。
前述のとおり、人件費が多くを占めるため、
「一緒に修理する代わりにDiscountはないのか?」
と聞いたところ、
「10% offにする」
とのこと。
交渉してみるものです。

ということで、稀なトラブルであるPower Steeringの故障に見舞われましたが、無事修理も終わり、今までよりもはるかにSteeringが軽くなりました。
振り返れば、徐々にFluidが漏れていたのでしょう。

故障がないに越したことはありませんが、これはこれで色々と経験でき良い勉強になりました。

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