その先のBraeswood Placeへは行けるかどうかわからない。」
こちらを振り返って大声で乗客に告げる運転手。
早朝からの雷は次第に収束したものの、2 inch/hour以上(1時間に50mm以上)という、いわゆる「非常に激しい」雨の勢いはひどくなるばかり。
そして午前11時にはHoustonのあちこちで道路の冠水が見られるようになりました。
普段通勤しているBraes Bayouも水位を増し、ついにLawndale avenueの周辺で決壊したとの情報も。
仕事を切り上げ、昼過ぎにMETRO busのLine 68で帰宅しようとするものの、道路が冠水しているため、我が家のあるBraeswood Placeに無事辿り着けるか、不安が募ります。
冠水について説明する運転手さん。 乗客は不安な表情を見せています。 |
南北をジグザグに流れるBayou(小川)の決壊が原因かもしれない、とは乗客の言。 |
その後、Braeswood Placeに入ると比較的冠水の被害は免れている印象。
ただ、帰宅途中に出会った近所のご老人曰く、
「このあたり一帯の冠水した水は、南方のBraes Bayouへと流れていくことから、南北を走る通りが比較的冠水しやすいんだ」
とのこと。
確かに、Braes Blvdを南下するほど、交差点周辺の冠水が目立ちます。
幸い、私の自宅は東西を走る通りに面しており、冠水の被害は免れていました。
ここヒューストンは元来、湿地や沼地を切り拓いて建設した街。
それゆえ、激しい雨が続けば、洪水の被害を受けやすいとのこと。
近年も、2001年に史上最悪の洪水をもたらしたトロピカルストーム「Allison」を筆頭に、2005年のハリケーン「Rita」、2008年のハリケーン「Ike」など度々洪水を起こしているそうです。
「2001年のAllisonはひどかった。午前3時頃、家に浸水してきてね。
その時は本当に怖かった。どうなることかと思ったよ。
でもそれ以降、ヒューストンでは何百万ドルもかけて排水システムを改善してきたから、洪水の被害は減っているよ。」
ご老人が述懐します。
その言葉通り、小学校に子供を迎えに行った午後3時には、概ね道路の冠水は改善していました。
それにしてもこう頻繁に洪水が起こるようでは、心配ですね。
本格的なハリケーンが直撃しなければいいのですが。。。
自宅周辺の交差点。 流された車が放置されています。 |
自宅前の道路。 何とか水たまり程度で済んでいます。 |
それゆえ、激しい雨が続けば、洪水の被害を受けやすいとのこと。
近年も、2001年に史上最悪の洪水をもたらしたトロピカルストーム「Allison」を筆頭に、2005年のハリケーン「Rita」、2008年のハリケーン「Ike」など度々洪水を起こしているそうです。
「2001年のAllisonはひどかった。午前3時頃、家に浸水してきてね。
その時は本当に怖かった。どうなることかと思ったよ。
でもそれ以降、ヒューストンでは何百万ドルもかけて排水システムを改善してきたから、洪水の被害は減っているよ。」
ご老人が述懐します。
その言葉通り、小学校に子供を迎えに行った午後3時には、概ね道路の冠水は改善していました。
それにしてもこう頻繁に洪水が起こるようでは、心配ですね。
本格的なハリケーンが直撃しなければいいのですが。。。
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