3月末まで合計3ヶ月にわたりピアノのレッスンが始まります。
実は日本で4年以上ピアノを習っており、学校の音楽室でも時折ピアノを弾かせてもらっているようなので、参加を楽しみにしていました。
私も仕事が早く終わったため、一緒に参加してみました。
初日からピアノを弾かせてもらえるかと思いきや、会場はあまり広くない教室。
ピアノも見当たりません。
「初回と2回目はピアノの理論を復習する」、とのこと。
本日の内容は、音符の復習。
早速先生がホワイトボードに書き始めます。
初めに五線を書いて質問。
「さぁ、これ何て言うの?」
横の生徒が「Staff!」と即答。
なるほど。。。
五線は「Staff」なんですね。
ト音記号の書かれた五線が「Treble Staff」
ヘ音記号ののほうが、「Bass Staff」
とのこと。
五線は"Staff"と言うそうです |
次はト音記号。
これは英語で「Treble Clef」。
それぞれの音を書いていきます。
まずは、線の上(Line)の音。
覚え方は
「Every Good Boy Does Fine(良い男の子はみんな良いことをする)」
「Every Good Boy Does Fine」 |
そして線の間(Space)の音は
「FACE(顔)」
と覚えます。
「FACE」 |
次はヘ音記号。
英語では「Bass Clef」。
Bassは「ベィス」と発音します。
まずはLineの覚え方。
「Good Boys Do Fine Always(良い男の子はいつも良いことをする)」
「Good Boys Do Fine Always」 |
Spaceの覚え方は、
「All Cows Eat Grass(牛はみんな草を食べる)」
「All Cows Eat Grass」 |
そういえば、アメリカの医師国家試験であるUSMLEを受験したときも、やたらMnemonics(語呂合わせ)で覚えたような。。。
例えば、
・鼠径ヘルニア
「MD don't LIe(MDは嘘をつかない)」
M=Medial(内), D=Direct(直接), L=Lateral(外), I=Indirect(間接)、
つまり「内鼠径ヘルニア=直接ヘルニア」、「外鼠径ヘルニア=間接ヘルニア」
・手根骨
「Some Lovers Try Positions That They Can't Handle」
S: Scaphoid, L: Lunate, Triquetral, P: Pisiform, T: Trapezium, T: Trapezoid, C: Capitate, H: Hamate
近位側から遠位側への覚え方です。
意味が意味なのであえて和訳はつけませんが。。。
とにかくアメリカでは子供のうちから語呂合わせが大好きなんですね。
というわけで、ピアノの初回授業は音符の復習でした。
初めは戸惑っていた娘も楽しんで参加できたようです。
次回はどんな授業でしょうか。
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