Whistle

Friday, March 29, 2013

Free Navigation App 最強の無料カーナビアプリ

2011年に新車を購入しましたが、その際にちょこっと重要視したのが、カーナビ付き、ということでした。
取り付け式のカーナビを使用する方もおられますが、盗難の多いヒューストンでは、駐車のたびに一々取り外さなければならない、と聞いていたため、やはり備え付けのカーナビがいい、ということで現在のSiennaを購入した経緯があります。

でも、時代の流れは早いもので、iPhoneさえあれば備え付けのカーナビや取り付け式のはいらないのではないか、という結論に達しました。

数あるiPhoneのカーナビアプリの中でも、この無料アプリは非常に秀逸です。
Waze
 最も良い点は、ユーザー同士がリアルタイムに情報をアップロードすることで、最新の交通情報、道路情報、事故情報などが得られ、それを元に最短のルートをはじき出す、という点です。
かわいいキャラクターや使い込むうちに成長する様子などもなかなか乙なものです。

1月にアラスカ旅行をした際にも、いかに辺鄙な街をドライブしていても、しっかりと情報がアップデートされており、非常に役立ちました。

色々試しましたが、無料でここまで秀逸なアプリは他にないのではないでしょうか。

ぜひお試しあれ。

Thursday, March 21, 2013

My Filling Came Out...アメリカの歯医者さん

3月の中旬にもなると暖かい日が続きます。
最近は朝少し早起きをして仕事前に近所のYMCAで早朝水泳をしています。
なんどYMCAは午前5時からオープン。
6時過ぎに行くとすでに何人もが黙々と泳いでいます。
アメリカ人は朝が早い。。。

7時過ぎに終えYMCAのカフェでベーコンタコスを味わっていたときのこと。
ガリっ。
大きめのモノを噛む感触が。
左上の奥歯を舌で触ると、なんともポッカリとした穴が空いているではありませんか。

渡米前にしっかりと歯科検診をして悪いところはすべて治療していたはずですが、哀れ、詰め物が取れてしまいました。

微妙に食べ物が染みるため、これは早急に治療したほうが良さそうです。
午前中はどうしても外せないクリニックを入れているため、診察の合間を見つけて歯医者さん探しを始めます。

子供たちの通うPediatric dentistのDr. Fが以前紹介してくれたDr. Seのオフィスに
電話したところ、今週はすでに予約がいっぱいとのこと。
さて、困りました。
来週はClinical serviceですので、平日に歯医者さんに行くことはまず不可能。

GoogleでHouston Dentistで検索することに。

・自宅や職場から近いこと
・ヒューストンで長年の経験がある歯医者さんであること
 を条件に検索したところ、良さそうな歯医者さんを見つけました。
Holcombe Blvd沿いのDr. Sukiという女医さんです。
早速電話すると、午後一番で診てもらえることに。

さて、Dr. SukiのOfficeはHolcombeとKirby付近にある2階建てのビルの2階にあります。

室内はとても綺麗で清潔感があります。
書類一式に記載し終わると早速診察。
「I'm super gentle!」
の言葉通り、麻酔の注射をする場所にさえ、綿に染み込ませた局所麻酔薬で事前に麻酔を施すという徹底ぶり。
また、事務スタッフも丁寧で、
「あなたの保険だと奥歯に銀の詰め物をするには保険適応になりますが、奥歯に白い詰め物をすると保険が効きません。前歯なら白くてもいいんですけどね。」
など、適宜金額のオプションを提示してくれるのです。
アメリカらしいといえばアメリカらしいですね。

結局、30分弱で治療は終了。

飛び込みにしては良い歯医者さんを見つけたのではないでしょうか。

Monday, March 18, 2013

Use your iPhone in Japan (2) 一時帰国時にiPhoneを使おう!音声通信編

前回は、一時帰国時、iPhoneでデータ通信を利用する方法について説明しました。
 Use your iPhone in Japan (1) 一時帰国時にiPhoneを使おう!データ通信編

今回は
②音声通信
について紹介しましょう。

ポイントは大きく分けて2つ。
  1. 普通にiPhoneの電話機能を利用
  2. インターネット環境下でIP電話を利用
です。

1.  普通にiPhoneの電話機能を利用
考えられる方法は2つ。
一つは、国際ローミングを利用する方法です。
前回で説明したとおり、VerizonであればあらかじめGlobal Serviceに申し込むと、$7.99/分で通話を行うことができます。
問題は、送話のみならず受話でも同様の金額が発生しますので、やや割高だという点です。
緊急時にはやむなしといったところでしょうか。
もう一つは、 Sim unlockをし、日本の通信会社(NTTドコモもしくは日本通信)のSimカードを挿入して電話回線を利用する方法です。
ただし、2013年3月18日現在、私の調べた範囲では短期間(1ヶ月単位など)で利用できるプランはNTTドコモにも日本通信にもなさそうです。(裏ワザなどはあるかもしれませんが、信頼できるかは不明です。)

2.  インターネット環境下でIP電話を利用
以前帰国した際、以下の記事で紹介しましたが、やはりこの方法が最も手軽で安価で便利でしょう
Back to Japan 一時帰国

その中で、G-callというIP電話アプリを紹介しましたが、これが中々の曲者でした。
料金は良心的ですが、何しろ通話の質が劣悪なのです。
途中で途切れる、相手の声は聞こえるが自分の声が相手に聞こえない、などトラブルが続発。
結局、数ヶ月使用したのみで、解約にいたりました。

一方、前回の記事で、
「050から始まる自分の番号を取得することができるため、Skypeなどと違い、発信のみならず着信することが可能なのです。」
と書き、あたかも「Skypeでは自分の電話番号を取得できない」、かのように記載しましたが、実は、
Skypeでも自分の電話番号を取得することは可能
なのです。
料金体系、電話の音質ともにかなりイケてます。

以前より、Skypeのサービスの一つである
「日本の固定電話に格安で電話のできる月額プラン(60分、$1.09/月)」
に申し込んでいましたが、その時からSkypeの音質の良さは実感していました。
ちなみによく電話する人は、120分のプラン($2.09/月)や無制限プラン($6.99/月)のプランもあります。

今回新たに申し込んだのは、
Skype番号(オンライン番号)
というシステム。
これSkype番号のすごい点は、日本を含む世界25ヶ国の番号を選択できる点です。
具体的に説明しましょう。
もし、日本の番号を取得したければ、050から始まる番号を取得できます。
そして、自分が世界のどこにいても、日本の固定電話や携帯電話から自分のSkype番号に電話しても、通話料金は国内で電話するのと同料金ということです。
もちろん、受話する自分には一切料金は発生しません。

また、アメリカのテキサス州ヒューストンの番号(281-, 832-, 713-)を取得することもできます。
その場合には、ヒューストン内からの電話はすべて市内料金、アメリカ国内からは長距離料金が適応される、といった仕組みです。
もちろん、050-の番号にアメリカから電話すればそれは国際料金が適応されてしまいますし、同様に832-などの番号に日本から電話しても国際料金が適応されます。

ということで、
一時帰国に際しては、日本の番号である050-のSkype番号を取得するのが得策
ですね。

料金は一つの番号あたり、3ヶ月で$18、もしくは1年契約で$60。
ちなみに、私のように既に月額プラン(もしくはPremiumアカウント)に申し込んでいれば、 3ヶ月のプランで33%、1年契約のプランで50%の割引が適応されます。
つまり、1年契約で$30。
この値段が高いかどうかは個人の判断に委ねるとして、ここまで良質の通話が得られるのであれば、個人的には非常にお得だと思います。

ここまで、お話して一つ問題があることにお気づきでしょうか。
前回の記事で紹介したように、日本への一時帰国時に何らかの方法でデータ通信の環境さえ確保すれば、
  • いつでも受話が可能
  • いつでも固定電話への送話が可能(月額プランに申し込んでいるので)
ですね。
でも、肝心の携帯電話への送話はできません。
私の月額プランは「固定電話のみ」だからです。

ここで役立つのが、
Skypeクレジット
です。
これはあらかじめ一定の料金を購入しておくと、携帯電話や固定電話にも送話できるというものです。
料金(携帯電話):17.5¢/分

もちろん、一定期間日本に滞在する、あるいは長時間の送話が予想されるのであれば、
固定電話と携帯電話への通話
のプランを選択する手もあります。
60分プランで8.3¢/分、$4.99/月
120分プランで8.3¢/分、$9/99/月

ただし、今回は1週間と短期間の滞在であり、多くの通話時間は予想されなかったため、Skypeクレジットの購入を選択しました。

まとめると、以下のようにSkypeを上手に利用すれば、日本への一時帰国時にもかなり快適な電話通信を得られることでしょう。
  • 月額プラン($1.09/月):固定電話へは60分/月電話可能
  • Skype番号(オンライン番号)($30/年):050-xxxx-xxxxの番号を取得し、日本国内からの電話を国内料金で受けられる(日本にいても世界のどこにいても)
  • Skypeクレジット(電話する分だけあらかじめチャージ。私はさしあたり$5チャージ。):これで携帯電話へ17.5¢/分で電話が可能
もちろん、アメリカへ帰国後も格安で国際電話をエンジョイすることができます。

*あくまで、2013年3月現在での情報であり、個人的な見解であることをご了承ください。

Use your iPhone in Japan (1) 一時帰国時にiPhoneを使おう!データ通信編


今回所用のため、1週間ほど日本に一時帰国しました。
いつも頭を悩ませるのが、インターネットや携帯電話ですよね。
そんな時、アメリカで使っているiPhoneを利用できればどれほど楽かわかりません。
今回は、日本に一時帰国する際に現在使用しているiPhoneを上手に利用する方法を紹介します。

ポイントは二つです。
①データ通信を行う(インターネット環境の確保)
②音声通信を行う

この項では①のデータ通信について述べます。
②の音声通信については次回紹介します。

①データ通信(インターネット環境)
方法は大きく分けて3つです。
  1. Pocket Wi-fiを別途契約する
  2. 国際ローミングサービスを利用する
  3. Sim unlockをして日本の通信会社のSimを利用する
1. Pocket Wi-fiを別途契約
前回ビザの更新で一時帰国した時には3週間ほど滞在しましたので、一ヶ月単位で契約できるe-mobileのpocket Wi-fiを利用しました。(Back to Japan 一時帰国参照)
サクサク動作しましたしパソコンも同時に接続できるので大変重宝しました。
保証など諸々込で、月額7,000円程度かかりましたが、一ヶ月前後滞在するのであれば非常に便利だと思います。

2. 国際ローミングサービスの利用
一方、今回のように1週間程度の滞在であれば、わざわざPocket Wi-fiを申し込むのはもったいない気がします。また、機体を滞在先まで送付してもらい、受け取る際に自分でサインしなければなりませんので、短期間の滞在ではやや制限があります。
そんな時便利なのが、国際ローミングサービスです。
「国際ローミング」と聞くと、「えっ、かなり高額料金を請求されるんじゃ???」という疑問がわくことでしょう。
普通にローミングサービスを利用してしまうと、確かに、超高額料金を請求されてしまいます。
具体的には、1MBあたり$20以上、という具合です。(Verizonの場合)
ただし、私の利用するVerizonでは海外旅行者のためにGlobal serviceを提供しています。
旅行の前にVerizonに電話もしくはホームページにログインしてGlobal Dataのプランに申込みます。
これは登録期間中ローミングサービスを利用すると、100MBあたり$25が請求されます。
重要な点は、100MBを超えると自動的に次の$25が課金されるということです。
ですので、Usage control ($4.99)を同時に申し込むようにしましょう。
そうすれば、100MBに近づいた時、Textあるいは登録したメールにお知らせが来るようになります。
今回、私はこのサービスを利用しましたが、1週間で普通に使用して160MB程度利用しました。
ということで、$50+$4.99=$54.99かかったことになります。
煩雑な手続きは不要ですし、日本に着いたその瞬間から利用できますので、このような短期間の一時帰国では非常に便利だと思います。
具体的な操作方法です。
①Settingsから入り、Generalをクリック。

②次にCellularをクリック。

③RoamingはOffになっていますので、そこをクリック。

④OffをOnにします。

⑤すべてOnにしましょう。
 *なお、後述しますが、電話もローミングサービスで利用できます。
逆に、Voice RoamingのみOffにすることはできません。。。
ちなみに値段は$7.99/分ですので、決して安くありません。また、送話のみならず受話でも同料金が発生しますので、必要のない限り電話にはでないことが得策でしょう。

3. Sim unlockして日本の通信会社を利用
最後にSim unlockして日本の通信会社(NTTもしくは日本通信)のSim cardを挿入して日本の回線を利用する方法を紹介しましょう。
まず、Sim unclokが可能か、という問題がありますが、可能です。
少なくとも私の利用しているVerizonのiPhone 4Sは可能です。
もちろん他の通信会社(AT&T, T-mobileなど)は不明ですので、各自確認してみましょう。
さて、Sim unlockする際にも、やはりまずはVerizonのCustomer serviceに電話連絡する必要があります。
ちなみにホームページからは不可です。
そこで、「いつからいつまで日本に一時帰国するので、その期間unlockしてほしい」、という旨を伝えます。
あとは、実際日本に帰国してから、NTTないし日本通信のSim cardを挿入してNTTドコモの回線を利用する、という流れです。
私は今回実際に試していませんので、詳細は不明ですが、2013年3月18日現在の情報では、
・プリペイド式のSimがあるのは日本通信のみ
です。
なかでも、1GB定額プランは一ヶ月3,480円で利用できるようですので、非常にお得なプランではないでしょうか。
注意点としては、電話は利用できない、という点です。
ですので、電話は別の方法を模索する必要があります。(後述)

以下インターネット(データ通信)のまとめです。

ここまで、アメリカで使用しているiPhoneを日本で利用する際のデータ通信についてお話しました。
少しでも参考になれば幸いです。

次回は実際の電話通信についてまとめます。
Use your iPhone in Japan (2) 一時帰国時にiPhoneを使おう!音声通信編

Sunday, March 17, 2013

Travel Validation, DS-2019 (3) 危機一髪!

成田空港からLAXへのフライトは予定より40分ほど遅れて到着。
IAHまでの出発時間まではあと2時間半ほど。

UTのOffice of International AffairsのMからもらった「ウラ技」の手紙を添えて、いよいよ入国審査所へ向かいます。

Travel validationのサインのないDS-2019を携えて呼ばれるまま窓口へ進みます。
「書類を出して」
とぶっきらぼうに告げるOfficer。

すかさずDS-2019とともに、MからもらったI-515A申請についての手紙を渡します。

「残念ながらECFMGからTravel validationをもらう時間がなかったんです。
OIAの方からこの手紙を預かっていますので、何とかならないでしょうか?」

できるだけ低姿勢で、恐る恐る聞いてみます。

Mからの手紙を一瞥した後、私の方に向き直り、しばらく無言のOfficer。
ちょうど通りかかった別のOfficerを呼び寄せ、手紙を見せて何やらスペイン語で相談しています。

数分後、また私の方を向き、
「I-515Aか。発行してもいいけど、。
5時間以上かかるよ。」

もはやこれまでか。
日本へ追い返される様が一瞬頭をよぎります。

すると、にやっと笑ったOfficer。
「今度からはちゃんと事前にTravel validationのサインをもらうようにな。」
と言うと
「ほら、右手の親指を出して。」

なんと、今回は見逃してくれるというのです。
いやー、助かりました。
本当に助かりました。

その後無事入国審査を終え、IAHへの帰路につくことができました。
何度も渡米を経験していますが、これほど緊張したことはありません。

皆さんも一時帰国やアメリカ国外への旅行が決まり次第、まずはTravel validationをもらうようにしましょう。
自戒を込めて。。。

Saturday, March 16, 2013

Travel Validation, DS-2019 (2) ウラ技

前回の記事で、不覚にも一時帰国に際して、Travel Validationをもらい損ねる、という大失態をしてしまいました。
Travel Validation, DS-2019 大ピンチ。。。

UTのOIA担当のMの好意でTravel Validated DS-2019を受け取りしだい、FedExのovernightで東京のホテルに郵送してもらう、という手はずが整えられました。
期限は出発日である3月17日の午前中。

Mに確認すると、残念ながら、16日になってもまだECFMGからMの元に送られてこないとのこと。
Time upです。

自己嫌悪に苛まれている私。
すると、Mから一通のメールが届きました。

Dr. Xin.
Unfortunately, we still have not received your DS-2019 from ECFMG.  I have attached a letter to this email that you will need to print and take with you when you travel back to the U.S. on Sunday.  The letter is requesting U.S. Customs and Border Protection to issue you a Form I-515A.  If a J-1 exchange visitor appears at a port of entry in good faith without a properly completed or endorsed Form DS-2019, but otherwise appears eligible for admission as a J-1 exchange visitor, the inspecting officer may grant a temporary 30-day admission by issuing Form I-515A (Notice to Student or Exchange Visitor).  The temporary admission can then be converted to Duration of Status.  Our Office will need to mail certain documents to SEVP as soon as possible after your re-entry.  We have had physicians in the past enter the U.S. without the travel endorsement on their DS-2019.  I have successfully helped them turn their 30-day admission into Duration of Status as well.  You will remain in valid status and are eligible to continue your Fellowship program while we are waiting to convert your stay to Duration of Status.  I have listed my cell phone number on the bottom of the letter since you will be entering on a Sunday (xxx-xxx-xxxx).  Please call me at that number should you have any problems with your re-entry.  After your re-entry, please call our front desk at xxx-xxx-xxxx on Monday in order to schedule an appointment to meet with me.  Please bring any documents given to you at the port of entry in addition to your current immigration documents.

要約すると、

  • 仮にTravel validationのないDS-2019であっても添付の手紙を見せることで、Form I-515Aを申請できる。
  • Form I-515Aとは、一時的に30日間入国を許可する書類である。
  • ひとまずそれを発行してもらうことで入国し、その後、速やかにSEVPに届けることによって、問題なくFellowship programを続けることが可能。
まさに、Travel validationのないDS-2019で入国する際のウラ技的な方法です。

さらに日曜日にも関わらず、個人の電話番号を載せて、困ったらいつでも電話してきていいよ、とまで言ってくれています。
本当になんと親切なことでしょう。。。

これで何とか出発を遅らせることなく、Travel validationのないDS-2019で入国できる一筋の道筋が見えました。

あとは入国地LAのOfficer次第。
本当に、無事入国できるのでしょうか。

Monday, March 4, 2013

Travel Validation, DS-2019 (1) 大ピンチ。。。

今回日本で開かれるシンポジウムに参加するために一時帰国をすることに。
既にチケットの手配やホテルの手配は3ヶ月以上前に済ませており、準備万端。

そういえば、まだDS-2019にTravel validationをもらっていなかったことに気づきました。
Travel validationとはDS-2019の右下にある枠で、期限内にResponsible Officerからのサインをもらう必要があります。
一度もらっておくと、1年間は問題なく海外旅行に行けるというものです。

昨年5月、MDAのemployeeだった際、ノルウェーに行きましたが、その時はInternational OfficeにDS-2019を持っていけばその場でサインしてもらえました。

今回も高をくくって、5日後に出発を控えた月曜日、UTのOffice of International Affairsへ行きました。
前もって、担当のMから申請に必要なRequest for Duplicate Form DS-2019という書類をもらっていたので、それに必要事項を記入して持参します。

「5日後に出発するから、ちゃちゃっとサインしてね。」
担当のMに言ったところ、突然、彼の顔色が変わります。

「Travel validationはECFMGのOfficerからもらう必要があるんだよ。
今から送ったとしても、記入には7-10日かかるから、出発までに間に合わないよ。
知らなかったのかい?」

なんということでしょう。
そうでした。
昨年の7月からClinical fellowとして勤務しているため、SponsorはMDAでもUTでもなく、ECFMGなのでした。
そのためには、ECFMGのOfficerからTravel validationのサインをもらわなくてはなりません。


*正確にはECFMGのホームページをご参考ください。
現在のDS-2019を送ってそこにサインをもらうのではなく、上記のRequest for Duplicate Form DS-2019を提出すれば、新たにサインされたDS-2019を複製してもらえるのです。
ですので、現在のDS-2019は手元に残ったままということになります。

「VisaやDS-2019はすべて自己責任」
全くその通りです。

「で、いつアメリカに戻ってくるの?」

「2週間後の3月17日に東京を出発する予定。。。」

「じゃ今すぐに送るから、早めにDS-2019にサインをしてくれるようにメールでお願いするよ。
送られてきたらFedExのovernightで東京のホテルに郵送しようか?」

超親切なM。
本当に感謝感謝です。

でも、もし日本を出発するときまでにTravel validationがなければどうなるのでしょう。
M曰く、
  • 入国を許可されず、日本に追い戻される可能性が高い。もちろん航空券は自費で用意。
  • Travel validatedのDS-2019が手元に届くまで飛行機を遅らせる。
  • 過去に特別な方法を用いてレスキューできたことはある。(次回詳述)
とのことです。

いずれの方法もコストを考えると避けたいもの。
何とか、出発までにTravel validatedのDS-2019が手元に届くのを祈るばかり。。。

さて、どうなることやら。