成田空港からLAXへのフライトは予定より40分ほど遅れて到着。
IAHまでの出発時間まではあと2時間半ほど。
UTのOffice of International AffairsのMからもらった「ウラ技」の手紙を添えて、いよいよ入国審査所へ向かいます。
Travel validationのサインのないDS-2019を携えて呼ばれるまま窓口へ進みます。
「書類を出して」
とぶっきらぼうに告げるOfficer。
すかさずDS-2019とともに、MからもらったI-515A申請についての手紙を渡します。
「残念ながらECFMGからTravel validationをもらう時間がなかったんです。
OIAの方からこの手紙を預かっていますので、何とかならないでしょうか?」
できるだけ低姿勢で、恐る恐る聞いてみます。
Mからの手紙を一瞥した後、私の方に向き直り、しばらく無言のOfficer。
ちょうど通りかかった別のOfficerを呼び寄せ、手紙を見せて何やらスペイン語で相談しています。
数分後、また私の方を向き、
「I-515Aか。発行してもいいけど、。
5時間以上かかるよ。」
もはやこれまでか。
日本へ追い返される様が一瞬頭をよぎります。
すると、にやっと笑ったOfficer。
「今度からはちゃんと事前にTravel validationのサインをもらうようにな。」
と言うと
「ほら、右手の親指を出して。」
なんと、今回は見逃してくれるというのです。
いやー、助かりました。
本当に助かりました。
その後無事入国審査を終え、IAHへの帰路につくことができました。
何度も渡米を経験していますが、これほど緊張したことはありません。
皆さんも一時帰国やアメリカ国外への旅行が決まり次第、まずはTravel validationをもらうようにしましょう。
自戒を込めて。。。
No comments:
Post a Comment