現在はMDAでPostdoctoral Research Fellowとして勤務していますが、7月からはいよいよUniversity of Texas Health Science Center at HoustonでのClinical Fellowが開始となります。
本日そのLetter of Offer(契約書)が送られてきました。
それとともに、大量の書類が同封されています。
またOnlineでさらに40枚に及ぶ書類を完成させ2週間以内に提出しなければなりません。
アメリカは本当にPaper workが大変です。。。
さて、一通りの書類は一気に終わらせることが可能ですが、以下のものなどはやや時間が必要です。
・Immunization History Form
予防接種の記録です。
具体的には、
①Measles(麻疹), Mumps(ムンプス), Rubella(風疹), Varicella(水痘), HBV(B型肝炎)
②Tdap (Tetanus, Diphtheria, Pertussis)
③Tuberculosis screening
です。
①については、抗体価の証明でよいので、MDA入職時の書類を提出
②はAdacelかBoostrixという商品名のもの以外は認められないので、再接種が必要でした。
UT-Health Medical School Health Serviceというところで再接種してもらえました。
③はBCG接種歴があれば、Quantiferonを行い陰性を証明する必要があります。
6ヶ月以内の記録が必要なので、再度採血してもらいました。
採血や採用は専門のLabCorpという機関があり一括して請け負っています。
自宅近くの
LabCorp を予約すればすぐに検査してもらえます。
・Receipt "Donor Copy" from Pre-Employment Drug Screen
アメリカならではですよね。ドラッグのスクリーニング。
これもやはりLabCorpで行いました。
・ACLS (Advanced Cardiac Life Support Provider Certification)
日本でも内科認定医試験を受験した際に必要だったので、2008年に取得していましたが、その後更新していなかったため、再度取得が求められました。
日本では二日間にわたりレクチャーと試験がありましたが、アメリカでの取得は実に簡単です。
UTでもACLS courseを提供しているので、そこで申し込みを行います。
費用は$150。
CourseはPart 1と2に分かれており、Part 1はonline上のレクチャーとケースアセスメント、Part 2はClinical SkillsとTestingです。
確かにPaper workは大変ですが、いよいよアメリカでの臨床を始めるにあたり、まるで医学部を卒業して初めて研修医になるときのようなドキドキ感があります。
No comments:
Post a Comment